4月15日より、3階「オセアニック・ガレリア 弁財天ウナギプロジェクトコーナー」に
「シラスウナギ」を展示しました。
ウナギ(Anguilla japonica)は、産卵場からレプトケファルス(葉形幼生)の状態で黒潮に乗って北上し、
日本近海でシラスウナギに変態して川を遡上します。
この時期は体が透き通っており、成長するにつれて黒っぽくなります。
 
昨年、ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されましたが、
全国的にシラスウナギの漁獲量は増加し、いわき市内でもシラスウナギの遡上が確認されました。
今年も1月下旬からシラスウナギの遡上が確認され、今回展示した個体は、
今年の1月下旬から2月にかけて採集したもののうち26個体で、淡水馴致し、摂餌を確認してから展示を開始しました。

shirasuunagi