ケヤキ

高さ20 – 25mの大木になる。
葉の鋸歯は曲線的に葉先に向かう特徴的な形であり、鋸歯の先端は尖る。
雌雄同株で雌雄異花である。花は4 – 5月頃、葉が出る前に開花する。
秋の紅葉が美しい樹木でもある。
個体によって色が異なり、赤や黄色に紅葉する。
木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じる。
堅くて摩耗に強いので、家具・建具等の指物に使われる。
日本家屋の建築用材としても古くから多用され、神社仏閣などにも用いられた。
現在は高価となり、なかなか庶民の住宅には使えなくなっている。
伐採してから、乾燥し枯れるまでの間、右に左にと、大きく反っていくので、何年も寝かせないと使えない。
特に大黒柱に大木を使った場合、家を動かすほど反ることがあるので大工泣かせの木材である。
また、中心部の赤身といわれる部分が主に使われ、
周囲の白太は捨てられるので、よほど太い原木でないと立派な柱は取れない

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