マレーハコガメ

マレーハコガメ(馬来箱亀)は、動物界脊索動物門爬虫綱カメ目イシガメ科ハコガメ属に分類されるカメ。
ハコガメ属の模式種。
最大甲長21.6cmとハコガメ属最大種。オスよりもメスの方が大型になる。
背甲は上から見ると楕円形や卵型。
熱帯雨林気候やサバナ気候内における主に標高500m以下の平地や
丘陵にある流れの緩やかな河川、池沼、湿原、水田などに生息し、
底質が泥で水生植物の繁茂する止水域やその周辺を好む。
地域によってはマングローブ林で見られることもある。
属内でも最も水棲傾向が強く(特に幼体)、よく水に入り泳ぎも上手い。
昼行性だが、水温が高い日は主に薄明薄暮時に活動する。
食性は植物食傾向の強い雑食で、植物の葉、果物、水草、キノコ、藻類、
昆虫類、節足動物、甲殻類、貝類、魚類、両生類の幼生などを食べる。
水中でも陸上でも採食を行う。幼体は動物食傾向が強いが、成長に伴い植物食傾向が強くなる。
繁殖形態は卵生。飼育下では1回に1-5個(通常2-3個)の卵を年に2-4回に分けて産む。
卵は26℃で79日、28-29℃で74-78日、30.5-31℃で47日で孵化した例がある。
生息地や中華人民共和国では食用とされることもある。
ペットとして飼育されることもある。
インドネシアから輸出される亜種ジャワハコガメ安価に流通しており、日本にも輸入されている。
飼育にあたっては低温に弱いため、水中にはヒーターを設置して保温する。
陸場には局所的で水に強い暖房器具や照明器具を照射し、体を温め皮膚や甲羅を乾かすことのできる環境を作る。
水質の変化に強いが、極度に水質が悪化したり温度や陸地の設定が不適切な場合、皮膚や甲羅に疾患を患うこともある。
飼育下では人工飼料や乾燥飼料等にも餌付く。成体は植物食傾向が強くなるため、葉野菜などの植物質も与えた方が良い。
発情したオスや大型個体は同種他種問わずに噛みついたり強引に交尾を迫るため、基本的には単独で飼育する。

マレーハコガメ

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