いわき市のアクアマリンふくしまは、同館2階の「友好提携園館情報コーナー」拡充のため、
同階にある屋内のタッチプールを9日で閉鎖する。
14日からは友好提携園館がある太平洋の島国・パラオの海をイメージした展示コーナーを開設する。
情報コーナーは「パラオサンゴ礁センター」を含む七友好提携園館の活動をパネルで紹介している。
提携園館が所在する国の生物を実際に展示することで、コーナーの充実を図る。
5月にパラオが参加を予定するいわき太平洋・島サミットが開催されるのを機に拡充を決めた。
屋内のタッチプールは本県海岸の磯の環境を再現した、ヒトデなどに触れられる広さ約50平方メートルの施設。
閉鎖後も水槽はそのまま活用し、パラオに生息する熱帯魚や植物の展示に切り替える。

また同館では4月25日に、屋外の世界最大級のタッチプール「蛇の目ビーチ」の”海開き”を予定している。
同館地域交流チームの金成美枝リーダーは「今後も、蛇の目ビーチで生き物との触れ合いを楽しんでほしい」と話している。

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