いわき市小名浜のアクアマリンふくしまで展示しているゴマフアザラシが
平成27年4月5日午後1時13分、元気な赤ちゃん1頭を出産した。
赤ちゃんアザラシは体長約70センチ、体重は推定で10キロ程度。
父親「ユキナ」(18歳)と母親「くらら」(10歳)の間に生まれた3頭目の赤ちゃんで、性別はまだ分からない。
くららは平成23年4月、鴨川シーワールド(千葉県)で雄の「きぼう」を初めて出産。
アクアマリンでは、25年4月に雌の「みらい」を産んで以来2回目で、父母が同じ展示水槽にいる状態で初めての出産となった。
赤ちゃんは元気に乳を飲んだという。
くららが隣に寄り添っている。ユキナは母子から離れて遊泳している。
同館飼育技師の日比野麻衣さん(29)は「赤ちゃんアザラシは10日から2週間程度、
クリーム色の毛で覆われている。ぜひ見に来てほしい」と話している。

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