ネジキ

ツツジ科の落葉小高木。
高さは5~9m。直立する幹は薄い灰色の樹皮に覆われ、樹皮は縦に細長く薄くはがれる。
新しい枝は赤みを帯びる。葉のつく枝は往々にして水平に伸び、
互生の葉は左右に広がる傾向がある。
葉は黄緑色で薄いがやや堅く、卵形か長卵形、先端が少し突きだし(鋭尖頭)、

縁はなめらか(全縁)。花期は5~6月で、前年の枝から横枝として総状花序を出す。
花序の軸はほぼ水平に伸び、等間隔で下向きに白いつぼ形の花を咲かせる。
和名の由来は、幹がねじれることから。
太い木では樹皮が白っぽい褐色で、縦に細長く剥がれるので、
それを見ればねじれているのがわかる。
材そのものもねじれているため、かつて燃料を薪に頼った頃には、
斧の刃がまっすぐに入らず、割りにくい木として有名であったらしい。
本州、四国、九州の低山から山地にまで自生する。
比較的日向に生じ、森林にギャップができたところなどに多い。
西日本の酸性の強い地域では数多く見られる場合がある。
庭園樹として栽培されることがある。
近縁種であるアセビなどと同様有毒植物であり、
テルペノイドのグラヤノトキシン(grayanotoxin)I~IIIなどを含む。
かつて、島根県の三瓶地方では「霧酔病」といわれる牛や馬の
原因不明の疾病が流行ったが、これはネジキを食べたことによる中毒であることが後に判明した。

ネジキ

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