キイロサンゴハゼ

キイロサンゴハゼは、スズキ目ハゼ科コバンハゼ属に属する魚の一種。
南日本からグレートバリアリーフ南端までの西太平洋に分布する。
頬に白っぽい部分があるほかは、名前通り全身が鮮やかな黄色である。
体型は紡錘形で、背びれには7本の棘と10本の軟条、尻びれには1本の棘と9本の軟条がある。
最大でも全長3.5cmほどの小さな魚である。
同種に対してはなわばりを防衛するが、基本的には攻撃的ではない。
体表に有毒の粘液を分泌し、捕食者から身を守っている。
サンゴ礁の礁湖から礁池、礁斜面、および内湾の中ほどから湾奥などに生息する。
コバンハゼ属の他種と同じく、ミドリイシ属のサンゴにすむ。
1つのサンゴに単独から数尾で見られ、5尾から15尾ほどの群れになることもある。
プランクトン食である。サンゴから離れて浮かび、群れをつくってプランクトンを食べることがある。
餌が近くに来るまで待ち、飛びついて食べると元の場所に戻るといった、待ち伏せ型の採食行動を見せる。
他のコバンハゼ類と同様、初めは雌として成熟し、
その後雌性先熟の性転換を行い雄になるが、双方向の性転換を行う能力も持つ。
そのため、雌ばかりで飼育すると大きいものが雄に、逆に雄ばかりで飼育すると小さいものが雌に性転換する。
サンゴの枝に、一度に最大1000個程度の卵を円盤状に産卵する。
雄は産卵後すぐに卵を受精させると、孵化までの約5日間保護する。
孵化した仔魚はおよそ33日後に変態し、着底し始める。体色は40日目ごろまでに現れる。

キイロサンゴハゼ

ホテルミドリいわき植田店のアクアマリンふくしま格安チケット付プラン

↑ ↑ ↑ ↑


クリック・クリック・クリック