アメリカカブトガニ

生きた化石と呼ばれ、4億4500万年前の地層から近縁種が見つかっている。
三畳紀(2億3000万年前)からはほぼ同じ形態の化石が出土する。
本種自体の化石記録はないが、アメリカカブトガニ属 (Limulus) は2000万年前から記録がある。
体は大きく頭胸部・腹部・尾剣に分けることができる。背甲は馬蹄形で灰緑色から暗褐色。
雌雄は似ているが、雌は雄より 25-30 % 大きくなり、最大で60 cm程度になる。
脚は脱皮により再生することがある。

口は脚の間にあり、その下に書鰓がある。
本種の豊富な地域ではよく背甲や脱皮殻、またはその破片などが波打ち際で見られる

貝類・多毛類などの無脊椎動物に加え、僅かに魚も食べる。
顎はないため、食物は脚の基部に生えた剛毛や砂嚢で砕くことになる。
冬場は大陸棚におり、晩春に繁殖のため浜辺に移動する。
雄が先に到着し、雌を発見すると触肢の鉤爪で捕まえる。
雌雄の包接は1か月にも及び、複数の雄が1個体の雌を包接することもある。
雌は満潮時に波打ち際に近付き、15?20cmの穴を掘って産卵し、その後雄が受精させる。
産卵数は体長によって変わるが、約 15,000-64,000 個である。

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