27Jul

あなたもありませか?こんなこと…
旅行者のすそ野が広がり誰もが旅行慣れしてくる。大変喜ばしいことですが、
時としてそれが「不遜な横柄さ」につながってしまうケースをよく目にします。
例えばホテル滞在中に、知らず知らずのうちにこんなふうに思ったことはないでしょうか。
「高いお金を支払っているんだから、要求しなければ損だ」
「言ったもの勝ちだから、とにかくいろいろ要求してみれば、何かいいことがあるはずだ」
「相手の落ち度によって大変不快な思いをした。いったいどうしてくれるんだ!」
「とにかく、お前が悪い!」etc.
これらはもちろん、日本人に限ってのことではありません。人のふり見てなんとやら・・・です。
ホテルで愛されるゲストとは
「A good traveler」とは、奥ゆかしく、慎ましやかで、寛容であり、
そして受けるサービス、
ホスピタリティには「当たり前」という態度ではなく、常に感謝の気持ちを忘
れない人のことです。
ホテルで愛されるグッドゲスト(上顧客)は、
必ずこの条件を満たしています。
旅とは非日常的な快適を求め、楽しい時間を求める行動です。
イライラすることの多い都会的日常とは違い、
何事も大らかに寛容に。
どんなサービスでも、どんなミスをも受けとめて、不満・抗議は最小限に穏やかに。
そんなふるまいが、サービス提供者を静かに戒め、楽しい時間が中断することを防ぐのです。
また、サービス提供者にもお客を選ぶ権利があることを忘れずに。
ホスピタリティは「与えられるべきもの」というゲスト本位の一方通行的なものではありません。
奉仕したくなる、与えたくなるようなゲストになることこそが、最も建設的な考え方。
ホスピタリティ産業に身を委ねる多くの人達は、そんな物質的なことよりも、もっと心が満たされる、
つまり素敵なゲストとサービスを通じて心の通う会話をすることを何よりも望んでいます。
そんなハッピーな異文化コミニューケションが取れるようになること。
それが A good traveler =旅の達人なのです。
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