ハウピア(Haupia)は、ココナッツミルクからできたハワイの伝統的なデザートで、
ルアウの際によく食べられる。第二次世界大戦後は、
ウエディングケーキなどのケーキの飾りとしてもしばしば用いられる。
製法的には胡麻豆腐などと同じで、脂質を多く含む
ココナツの果汁をデンプンで固めることによって作られる。
伝統的なハワイのレシピでは、温めたココナッツミルクに
すりつぶしたタシロイモを加え、固まるまで混ぜる。
タシロイモのデンプンは手に入りにくいため、
コーンスターチで代用されることもある。
他のココナッツデザートでは、
デンプンの代わりにゼラチンを用いるものも多いが、
ハウピアではゼラチンは用いない。
ハウピアの味をつけた菓子も多く、Meadow Goldの
ハウピア味のヨーグルトはとても人気がある。
薄めたココナッツミルクに砂糖、塩、タシロイモ
またはコーンスターチを混ぜ、滑らかに固まるまで加熱する。
固まったら四角い容器に移し、冷却する。
通常はキューブ状にカットして、ティの葉に乗せて提供される。

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