常磐興産(いわき市)は11日、来年1月15日に開館50年目を迎える
温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」(同市)の記念事業を発表した。
 
ダンスチーム「フラガール」の夜のショーを1月15日から模様替えする。
立体物に映像を映し、幻想的な空間をつくる
「プロジェクションマッピング」を導入。光と映像で演出効果を高める。
 
ウォーターパーク内の流れるプールを改装。
新設する大水槽を取り巻くようにプールを配置するなど、
ハワイで海中散歩するような雰囲気をつくり出す。
1月中旬に工事を始め、7月中旬の使用開始を目指す。
 
東日本大震災と福島第1原発事故での支援に感謝の意を表すため
フラガールが「感謝のきづなキャラバン」として全国50カ所を訪問する。
オリジナルキャラクター「CoCo(ここ)ネェさん」を誕生させ、施設内やイベントで活用する。
 
井上直美社長は「山あり谷ありの50年を支えてくれたお客さまに感謝の気持ちを届け、感動を伝えられるような一年にしたい」と述べた。
 
ハワイアンズは1966年1月15日、石炭産業の斜陽化に直面した常磐炭礦(現常磐興産)が、
企業の存続や地域再生などを目指し、「常磐ハワイアンセンター」として開館。90年に名称を変更した。

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