ダンロップ・スリクソン福島オープンが開幕（ゴルフ）

東北唯一の男子ゴルフトーナメント

福島県西郷村のグランディ那須白河ゴルフクラブで開催される、東北唯一の男子ゴルフトーナメント「ダンロップ・スリクソン福島オープン」。今年で3回目の開催となる。東日本大震災から5年。真の復興を目指すために、このトーナメントを通して“元気な福島”を全国に発信。
開催期間：2016年07月21日～07月24日
過去2回の優勝者
２０１５年度：プラヤドマークセンプロ
２０１４年度：小平智プロ

ＴＶ中継

2016年07月23日 08：15～10：30 Round 3 CS・日テレG+ (1番ホール)
2016年07月23日 12：30～14：45 Round 3 CS・日テレNEWS24 (生中継)
2016年07月23日 13：00～14：30 Round 3 FCT福島中央テレビ (福島ローカル)
2016年07月24日 07：45～10：00 Round 4 CS・日テレG+ (1番ホール)
2016年07月24日 12：15～14：15 Round 4 CS・日テレNEWS24 (生中継)
2016年07月24日 12：45～14：15 Round 4 FCT福島中央テレビ (福島ローカル)
2016年07月24日 16：00～17：30 Round 4 BS日テレ

時松隆光（ときまつりゅうこう）

初日は7アンダー。そしてこの日は6アンダー。連日の大量スコアに、一番目を剥いているのが本人だ。
「おかしいですね」と首をかしげて、「そろそろ明日くらいには･･･」と目を細めて笑ったが、まんざらでもない。「僕は、こういうビッグスコアを出すタイプではないので」と、繰り返しながらも胸に期すものはある。レギュラーツアーでは、2013年の関西オープンの5位が最高だ。
首位からスタートしたこの日も、前半の11番で左3メートルにつけて、最初のバーディを奪って「ふところに余裕が出来た感があって、落ち着いてやれた」とその後もキレたショットで面白いようにチャンスにつけた。
初優勝のチャンスも「全然ないです」と笑って打ち消しながらも「こないだのチャレンジみたいなことが今週も出来たら、面白いことになる」と、自分に期待する気持ちもある。
「アウトのお尻から回れるなんて、ゴルフ人生の中でもそうめったにあることじゃない。今後に生かせるプレーがしたい」と、22歳が意気込んだ。

中嶋常幸の長男・中島マサオ

国内ツアーで３年ぶりに決勝ラウンドに進出した。今週月曜日の予選会を通過して本戦に出場。２日目に６バーディ「66」をマークし、通算５アンダーの28位タイで週末に入る。最後に予選を通過した2013年「フジサンケイクラシック」の記憶はすっかり薄れていた。レギュラーツアーで迎える久々の週末。ただそこに中島は「ホッとする…というのは感じていないですかね。自分はリランキングの対象でもない。試合自体が久しぶりですから」と満足感を示さなかった。

2009年シーズンを最後に賞金シードから遠ざかり、近年は下部ツアーが主戦場。今季はまだ賞金を稼げないでいる。ただ、今年の春は中島にとって、ある意味で転機だったという。「４月くらいにきっかけがつかめて。今までにないくらい、ゴルフがしたい、したくて仕方ないという気持ちになった」。きっかけの詳細については「言わない」が、ひとりでキャディバッグを担いでコースに出て、その感触を確かめる毎日を送っている。