24Nov
大阪市で22日開かれた第33回全日本小学校バンドフェスティバル(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)に、
いわき市立の2校が東北代表として出場。錦小が金賞に輝き、平第三小が銀賞を受賞した。
錦小は一昨年と昨年の銀賞を上回る快挙。部長の鈴木桃子さん(6年)は「全国大会の舞台は広くて慣れないけど、
みんなで楽しくできました」と笑顔を見せた。最後に鳴らした鐘は顧問の宮内淳教諭(53)と保護者らが約2カ月かけて手作りした。
風船の演出も観客を沸かせた。
平三小には、原発事故で避難してきた児童が4人いる。楢葉町から来た芦口まな伽さん(6年)は「戻りたいと思う時もある。
けれど、こっちでも思い出ができて今はとても楽しい」、
広野町から移り住んだ渡辺綸華さん(5年)は「友達と離れたことが一番つらかった。今日は悔いのない演奏ができた」と話した。
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