2018.07.01 支配人ブログ 旅の便利帖
旅行で失敗しないスーツケースの種類、選び方
皆さんは旅行に出かける時に荷物はどんな
カバンにいれますか?大半の方はスーツケースか、ボストンバック
のような大きなものを用意すると思います。
最近では多機能なリュックなどもありますね。
今回は旅行で多くの人が使うスーツケースに絞り、
経験を踏まえたオススメポイントや注意点を紹介していきたいと思います。
スーツケースの種類を把握して選ぶ
スーツケースと言っても、多様なものが売っています。
販売している場所も、カバン専門店、デパート、ブランドショップなど、
売っている素材や機能性、値段も様々です。
私がスーツケースを選ぶポイントは、
1.スーツケースの収納(どれだけ入るか)
2.スーツケースの機動性(運びやすさ)
3.スーツケースの素材(頑丈さ)
の3点です。個人で選ぶポイントは違うと思いますが、
是非参考にしてみて下さい。
1.スーツケースの収納(どれだけ入るか)
まずはスーツケースの収納。私は2つの基準を考えています。
①スーツケースの容量
荷物を運ぶ訳ですから、そまそもその荷物が入るスーツケースでなくてはいけません。
収納の基準は、宿泊日数に合わせて選ぶのがベターです。
大きいスーツケースを買えばもちろん沢山さん入りますが、大きすぎると
かえって荷物になってしまいます。
お客様が使ってたスーツケースの中で、これは使いにくそうだと思った第一位は、
自分で運べないくらい大きなスーツケースです。
余裕を持った大きさなのは分かります。でも自分で運べなかったら元も子もありません。
大きいスーツケースは頑丈なものが多く、それに伴いかなり重くなります。
短期宿泊のお客様の大きなスーツケースを運んだ時、
なぜこのスーツケースを選んだんだ!?
と心の中で思っていました(笑)
大は小を兼ねるといいますが
旅行はあちこち歩き回ったりするので、大きすぎて、重いと疲労の蓄積が
半端ないです。
1~3泊用とそれ以上の宿泊用のスーツケースは分けて持っていた方がいいです。
1泊あたり10Lという目安があります。
宿泊数に応じて収納容量をえらびましょう。
宿泊数 | 容量 | 高さ |
---|---|---|
1~2泊 | ~25L | 52cm前後 |
2~3泊 | 26~40L | 53~56cm前後 |
3~5泊 | 41~60L | 57~65cm前後 |
5~7泊 | 61~80L | 65~75cm前後 |
8泊~ | 81L以上 | 75~80cm前後 |
②スーツケースの収納スペース
容量は同じでもスーツケースの収納のしやすさはメーカーによって違います。
ポケットの数やパソコンスペースなど、用途に合わせた便利なスーツケースが
登場してきているのでいくつか紹介したいと思います。
まずはスイスのメーカーVICTORINOX(ビクトリノックス)
が販売しているVXツーリングというスーツケース。
もともとはナイフメーカーで1999年にトラベル事業に参入しています。
面白いのは
靴の収納スペースがあるところです。
これっだったらマラソン大会や宿泊先でランニング
とかもしやすくなりますよね。
またこの収納スペースは防水加工が施されているので、
濡れたものを入れることもできます。
色んな使い方が考えられますね!
次ははWorld Traveler(ワールドトラベラー)が販売しているスーツケース。
このスーツケースの面白いところは、通常パカーンと開く収納口とは別に
フロントポケットがついています。
これだったらスーツケースをパカーンと開けることなく、
チケットやノートパソコンなどを間単に取り出すことができるので、
スマートに手続きや作業をすることができます。
こういう細やかな気配りがあると嬉しいですね!
2.スーツケースの機動性(運びやすさ)
次のポイントはスーツケースの運びやすさです。
荷物が多くなるともちろん重くなりますが、運びやすい工夫が施されていると、
本当に持ち運びが楽になります。
①スーツケースのキャスター(これ重要です)
基本的にスーツケースにはキャスターという車輪がついています。
キャスターがあることで重いスーツケースも楽に運べます。
そしてキャスターのタイプによって、運びやすさがかなり変わってきますので
慎重に選ばなければなりません。
キャスターが2つ付いているタイプです。車輪がスーツケースに固定されていて
前後の動きしかできませんが、段差に強いという特徴があります。
どんなに安いスーツケースでも、2つのキャスターはついていますね。
4輪タイプはそれぞれの車輪が360度
回転するので、空港やホテルロビーなど
平坦な通路ではバツグンの移動性能がでます。
ただし、デコボコした道だとかなりガクガクに
なります。個人的には4輪好きです。
1個のキャスターに車輪が2個ついているタイプです。車輪の数が増えることで
安定性が向上します。
2つのキャスタータイプでは4輪、4つのキャスタータイプでは8輪になります。
スーツケースのお値段によって、キャスターの耐久度も違うようです。
ガタガタしている道はあまりコロコロさせず、持ち運んだ方がいいのかもしれません。
②キャリーバー(取っ手)
数多く種類があるわけではないですが、長時間スーツケースを引っ張ることも
あると思いますので、チェックすべきポイントの一つです。
シャキーンと伸びるタイプで、ほとんどが、このタイプです。ただ素材のせいか
安いスーツケースだと早い段階で壊れてしまうことも。
お店で買うときは一度伸ばしてみて感触を試してみましょう。
なかなか無いんですが、いいスーツケースにはこのタイプの
キャリーバーが付いているのがあります。
このタイプはなかなかしっかりしていて壊れにくい気がします。
他にもグリップの握りやすさなどがありますので、買う前に一度キャリーバーを伸ばして握ってみましょう。
3.スーツケースの素材(頑丈さ)
最後のポイントはスーツケースの強度です。
大切な荷物を守るためなので、頑丈にこしたことはないのですが、
素材を知っておかないとスーツケース自体がかなりの
重量になることがあります。
ポリカーボネート
最近のスーツケースでよく使われている素材です。
非常に強度が高く薄くても丈夫です。
透過性(透明)に優れたプラスチックでスマホケースでもかなり使われています。
ABS樹脂
ポリカーボネートより以前から、使われている素材です。こちらも耐久性
にすぐれています。ポリカーボネートよりも重いようですが頑丈であり、
軽さよりも硬さ重視であればこちらを選んでみてもいいかもしれません。
アルミニウム合金
最強の耐久性を誇ります。強度がある分、かなりの重量になり、購入価格も上がります。
手軽な旅行には不向きなタイプとも言えます。
ソフトタイプ
柔らかい素材でできていて、軽くて持ち運びやすくお値段もお手頃です。強度が低く、
水濡れに弱い部分があります。
スーツケースの種類、選び方についてつらつらと書いてみました。